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製造業廃プラスチック類のフラフ燃料化

2023年7月12日

製造業廃プラスチック類のフラフ燃料化

工場から排出される廃プラスチックをフラフ燃料化してコストを削減した事例です。

課題

多量の廃プラスチックを排出するお客様から処理費削減の相談があり、フラフ燃料として処理することを提案しました。

解決

これまではお客様は廃プラスチックをRPF(固形燃料)として処理していました。処理方法をRPFからフラフ燃料に切り替えることによって、固形化するための押し出し成形の工程をカットして、処理コストを削減することができました。

多量の廃プラスチックを処理する場合は、処理単価の僅かな差でも大きな費用の違いが発生します。お客様から排出される廃プラスチックの種類や量によって、マテリアルリサイクル、フラフ燃料、RPGなどの最適な処理方法をご提案します。

行政プラスチック製容器包装の再資源化(横浜市)

2023年7月12日

行政プラスチック製容器包装の再資源化(横浜市)

家庭から排出される、容積で6割を占める容器包装廃棄物のリサイクル・有効利用の実現

課題

容器包装リサイクル法により、家庭から排出される、商品の容器や包装の分別収集は自治体である横浜市が担い、循環型社会の促進を目指すことになりました。横浜市では循環型社会の促進のため、回収してきた、家庭から排出された容器包装プラスチックの中にある再利用できない禁忌品を選別し、再商品化する事業者へ引き渡すための減容化をする必要がありました。

解決

容器包装リサイクル法は、家庭から出るごみの6割(容積比)を占める容器包装廃棄物を資源として有効利用し、ゴミの減量化を図るための法律です。プラスチック製容器包装とは、商品を入れたもの(容器)や、包んだもの(包装)で、中身の商品を取り出した(使った)後の不要となるプラスチック製のもののことを言い、プラマーク(プラマーク)がついているものが対象になります。

横浜市では、プラスチック製容器包装は資源物として、製品プラスチックは燃やすごみとして、分別ルールに基づき家庭から排出されています。当社は横浜市から委託を受け、資源物として排出されたプラスチック製容器包装を回収・選別・禁忌品の除去・圧縮梱包などの中間処理を担い、その品質に応じて各社に出荷し、様々な形でリサイクルを行っています。

行政名古屋港に放置された船舶等の廃棄処分の実施

2023年7月12日

行政名古屋港に放置された船舶等の廃棄処分の実施

SDGsの目標14「海の豊かさを守ろう」の具現化

課題

SDGsでは17の目標の14番目として「海の豊かさを守ろう」があります。名古屋港では所有者不明の沈没船舶などが放置されており、海洋汚染につながるおそれがありました。

解決

(株)ECO兼子名古屋港工場(愛知県名古屋市港区)は、2022年3月18、19日に名古屋港管理組合様の委託業務において、名古屋港に放置された船舶や係留工作物等の廃棄処分を実施しました。
今回処分した産業廃棄物は、名古屋港の放置等禁止区域内に放置された所有者不明の沈没船舶や桟橋等で、海洋汚染や景観の悪化等の深刻な環境問題を誘発しています。名古屋港工場では、陸揚げされた船舶や係留工作物等の産業廃棄物の解体・選別を行い、名古屋港工場まで運搬して中間処理後、再資源化及び最終処分を実施しました。
SDGsに取り組む当社では、海洋汚染から海の豊かさを守るため、環境貢献に係わる産業廃棄物処理業務を積極的に受託して、地域社会の環境保全を推進してまいります。